マンションを売却したいと思ったとき、自分の物件がいったいどれくらいの期間で売却できるのか心配になりますよね。
実際に、マンションを売却する前に、平均売却期間や売却ポイントを押さえずに、闇雲に不動産業者にお願いしたため、「一年経っても一向に売れない」なんてことも珍しくありません。
しかし、より早く高値で売却するためのポイントを押さえれば、早期での高値売却は十分可能なのです。
なぜなら、そのポイントを押さえることで、売れ残るリスクが限りなく少なくなるからです。
この記事では、マンションをより早くより高値で売却するためのポイントをお伝えし、あなたの物件を得意とする最適な不動産業者をご紹介します。
早く高値で売却するポイントを押さえ、できるだけ早期高値で売却しましょう。
1.マンションの売却にかかる平均的な期間はどれくらい?
マンション売却にかかるおおよその平均期間は、3~4ヶ月といわれています。
しかし、この数字はあくまでも平均の売却期間であり、売却しようとする物件のもつ様々な要素により、当然売却にかかる期間は異なるのです。
なぜなら、物件の人気度はそれぞれの物件によっても異なりますし、売り出し価格や売り出す時期も物件によって様々だからです。
たとえば、売り出し価格を相場より安く設定すればあっという間に売れますよね。
そのため、マンション売却にかかる平均期間は、おおよそ3~4ヶ月になりますが、それぞれの物件のもつ諸条件や売り出し価格・時期など様々な要素により、売却にかかる期間は異なってくるのです。
より高値でマンションを売却するには3ヶ月以内に売り切ることがベスト
もし、より高値でマンションを売却したいのであれば、3ヶ月以内で売り切ることがひとつの目安になります。
なぜなら、売り出し開始から3ヶ月を過ぎてしまうと、その物件は売れ残り物件とみなされてしまう恐れがあるからです。
たとえば、あなたも売れ残りの物件には何か問題があるのではと考えてしまいますよね。
そのため、より高値での売却を目指すのなら、3ヶ月以内での売却が重要になってくるのです。
2.マンション売却期間に影響を与える要素とは?
マンションの売却期間に影響を与える要素は、以下の6つがあげられます。
1)物件の人気度、
2)不動産業者の選択
3)売り出し価格の設定
4)売り出し時期、
5)媒体契約の種類
6)競合物件の存在
なぜなら、上記6要素はいずれもニーズと売り出し方に関係するためです。
たとえば、物件の人気度や競合の存在はニーズに関係し、業者の選択や契約の種類、売り出し価格や時期などの要素は、売り出し方に関係します。
そのため、 上記6つの要素がマンション売却期間に影響を与えているのです。
3.より早くより高値でマンションを売却するためのコツ
より早く高値での売却には、以下の3点をおさえることがポイントとなります。
信頼できる不動産業者選び、
専任媒体契約、
適切な売出価格の設定
なぜなら、6要素のうち上記3つの要素は、売却期間への影響が大きく、しかも、自分で選択できる要素だからです。
たとえば、人気度や競合の有無については、自分ではどうしようもありませんが、不動産業者の選定や契約条件、売り出し価格や時期は、自分でコントロールできる要素になります。
そのため、 より早く高値でマンションを売却したいのであれば、①信頼できる不動産業者選び、②専任媒体契約、③適切な売出価格の設定 という3つのポイントを押さえることが重要となるのです。
適切な売り出し価格を設定しよう
より早く高値で売却する1つ目のコツは、相場よりプラスαという適切な価格設定で売り出すことにあります。
なぜなら、売り出し価格が相場からかけ離れた高値では、よほどの希少価値の高い物件でない限り、購入検討者は割高感を感じてしまうからです。
逆に、相場より安く設定すればすぐに買い手が付きますが、高値売却の目的からはそれるため、最初から安値で売却する必要はないですよね。
たとえば、相場が3,000万円なのに4,500万円で売り出したら、よほどの希少価値がない限り、割高感から誰も買いません。
一方で、相場が3,000万円なのに2,500万円で売りに出したら、割安感からすぐに買い手が見つかるかもしれませんが、高値で売却したいという意思に反してしまいます。
そのため、より早く高値で売却したいのであれば、相場よりプラスαという適切な価格設定で売り出すことが重要となるのです。
信頼できる不動産業者を選ぼう
より早く高値で売却する2つ目のコツは、売却したい物件を得意とする不動産業者を選択することにあります。
なぜなら、不動産業者によって得意とする物件が異なるからです。
たとえば、郊外の一戸建てが得意な不動産業者は、都心のマンションの売却は苦手だったりします。
そのため、 より早く高値で売却するには、売り出そうとしている物件条件を得意とする不動産業者の選択が重要なのです。
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不動産業者とは「専任媒体」として契約しよう
より早く高値で売却する3つ目のコツは、お願いする不動産業者とは「専任媒体」として契約することです。
「専任媒体」契約とは、
なぜなら、不動産業者の心理として、自社以外の不動産業者と成約して失注する可能性のある「一般媒介」の物件よりも、成約することで確実に手数料が手に入る「専任媒介」の物件の方を優先する気持ちが働くため、不動産業者が熱心に売ってくれるためです。
たとえば、不動産業者側としては、他の会社に売られたら、仲介手数料を得られず、働き損になりますよね。
そのため、より早く高値で売却するには、不動産業者を熱心に売る気にさせる「専任媒体」として契約することがおすすめなのです。
4.まとめ
マンションの売却にかける期間は、3ヶ月以内がベストといえます。
それ以上かけると売れ残り物件とみなされてしまい、高値での売却はほぼ不可能になってしまうからです。
そこで、3ヶ月以内に高値で売り切るには、「相場よりプラスαの価格設定」を意識し、「売却物件を得意とする不動産業者」に「専任媒体」という媒体契約で依頼しましょう。